レーシックは保険適用される

レーシックは保険適用される、ということをご存知ですか。
1990年ごろアメリカから始まったこの手術。自由診療ということで、自費での治療になります。
しかし、高額医療費控除の対象になりますし、ほとんどの医療保険で補償対象なので、ご自分がはいっている医療保険の内容を確認しましょう。

レーシック手術の保険請求の際に必要なものは、保険会社に連絡して、契約内容の確認の上、
必要書類一式を送付してもらい、返送することになります。

まずは、保険金請求書および診断書です。
レーシックの正式名称は、エキシマレーザー角膜屈折矯正手術といいます。
保険によってはコンタクトレンズ不耐症、近視性乱視などと記入されることもあるようです。

レーシックは病気で受ける治療ではありませんから、直前に保険に入ってから手術を受けるということも可能です。
しかし、保険会社もそれはわかっており、加入してから一年は対象としない場合もあります。
手術の前に、自分の加入している医療保険を確認しましょう。

また診断書にもお金がかかります。
業界最大手品川近視クリニックでは、9000円がかかります。

医療費の総額が、年収の5%、もしくは10万円の少ないほうを限度額として、超えた分は医療費控除の対象となります。
レーシック手術は高額ですので、その年の医療費は、対象となるケースが多いです。
領収書はしっかりととっておきましょう。

ただし、保険や、高額医療費の還付金もふくめて、になります。
つまり、10万円をこえても、保険金で5万円支払われたら、医療費総額は5万円となりますので、控除の対象になりません。

医療費控除は、年末調整や確定申告の時期でなくても、5年前までさかのぼって申告できますので、
混雑している時期をはずしていって大丈夫です。
同一世帯での家族での合算になりますので、夫婦で一緒にレーシックをうけてしまっても、いいかもしれませんね。

また、高額医療費の対象となりますので、加入している健康保険組合によっては、医療費の上限を低く抑えている場合があります。
例えば8万円支払っても、一月あたりの上限が2万円だったら、何ヶ月後かには6万円が戻ってくることになります。
そういったことも踏まえての、医療費控除ですので、ご自分の保険組合の高額医療費の上限を確認しましょう。