手術時間はどれくらいか

レーシックの手術時間は非常に短く、手軽なイメージの元になっています。
レーシックの流れを下記に簡単に記します。

①計測
自覚・他覚屈折検査、視力検査、焦点距離、角膜の形状測定、角膜の厚さなど重要な数値を測定します。
問診をもとに、目標視力を決め、コースを決めます。
ここで、適用不可になる場合もあります。
不適用になるケースとしては、角膜の厚みが足りない、眼に疾患がある、近視進行中の10代、老眼の進行する老年などがあります。

②しばらく、コンタクトをしないで目を休ませます。
1日~3日程度です。
ほかにもクリニックの指示にしたがってください。

③当日は直前の検査をいくつか行います。

④手術前に麻酔の点眼を行います。
まぶたを固定します。

⑤レーザー機器もしくは、マイクロケラトームという眼球専用カンナで、角膜の表面を薄く切ります。
フラップとよばれます。

⑥フラップをめくった角膜実質層に、エキシマレーザーによってナノレベルの精密さで加工します。
表面の曲率を目標数値まで調整し、フラップで蓋をします。
凹レンズのカーブのイメージです。

⑦フラップが自然にくっつくまで、放置します。
60分程度、別室で様子をみます。
早い人では直後から、視力が回復します。

⑧視力が安定するまでには、しばらくヘイズやドライアイなどの副作用がみられますが、1ヶ月程度で安定して1.0以上になります。

レーシックの手術時間は④⑤⑥になります。
非常に短く、日帰りで十分です。

ただし、角膜の厚さ、近視度数、乱視の有無、機械の精密さなどによって、多少異なります。
また執刀する医師の技量によるとこもあります。
もちろんただ早ければよいというものではありません。
それでも長くても30分ほどで終了します。

短時間で終わるレーシックですが、レーシックを受けられる人受けられない人がいるそうなので、こちらをご覧ください。
あまりに短いので、あっけなく感じるひともいるようです。
実際、最大手品川近視クリニックでは次々と流れ作業のように手術が行われていくので、怖いなどど浸っている暇もないかもしれません。
おそらく①の検査、および待ち時間のほうがよっぽど長いという結果になっています。