手術は必ず眼科専門医で

レーシックを受けるときは、必ず眼科の専門医でうけましょう。
自費診療ということで美容整形などの分野と似ていますが、眼は一生付き合う大切なパーツです。
専門の医師のいる、眼科・クリニックで必ずうけるようにしましょう。

レーシックは角膜をレーザーで削るという、非常に高度で精密な手術です。
手術自体は10分程度で終わるのですが、合併症や、本来不適合で手術をすべきでない患者を判断するには、
眼科医の知識と技術が必要不可欠です。
医療行為ですから、医師以外には絶対にやってもらわないようにしましょう。

またレーシックには、実際の手術の執刀以外にも、実に色々な検査が必要です。

【問診】
【多角的屈折検査】近視、遠視、乱視の屈折異常の詳しい数値を決定する検査。
【眼圧】
【角膜形状解析】角膜中央部、周辺部の曲率半径を測定。角膜の詳しい形状を測定します。
トポグラフィーは屈折力と曲率半径がわかります。

【細隙灯顕微鏡検査】
【スペキュラーマイクロスコープ】
【眼位・両眼視昨日検査】
【オーブスキャン角膜形状解析】
【角膜厚・眼軸長測定】
【調節麻痺後の他覚的屈折検査】通常眼で何かを見るとき、水晶体を調整し、焦点をあわせようとします。
この検査では調整力を麻痺させて、「素」の状態を測定します。

【眼底検査】視神経乳頭の色、形状、血管新生などをチェック。黄斑部に浮腫や変性がないか、網膜に異常がないかをチェックします。
【精密視力検査】自覚的屈折検査ともいいます。最良視力の範囲をきめます。
【ウェーブフロント解析】角膜や水晶体の微妙なひずみを測定します。
【アトラス角膜形状測定】
【調整力検査】眼は、近くを見る際に、毛様体筋という筋肉の働きで、水晶体を厚くします。この調整力を測定します。
【IOLマスター検査】など、全部で10項目以上あります。

これらの検査は、ひとつひとつ意味があり、たとえば角膜の厚みが十分でないなどの判断は眼科医がデータをみて判断します。
感染症や、後遺症になやまされる可能性もあります。
継続的に診察をしてもらえる、信頼のおける専門のクリニックを探しましょう。
セカンドオピニオンをもらうのもひとつの手です。