メガネやコンタクトよりも割安

レーシックは、一回の出費が高いですが、その後はとくにコストがかからないため、
使い捨てのコンタクトレンズなどよりも、比較的割安だ、という認識の方は多いと思います。

しかし、身体にメスをいれるという意味では大きく違います。
そんなレーシックがなぜ人気なのか?
こちらのサイトにかいてあります。
また老眼などになる年齢も考えて、本当に得かを考えなければいけません。
術後にどんな可能性があるのか、よく考えて知識をしっかり持って判断することが大切です。

具体的にどれくらい価格に違いがあるのか、比較しました。

【ハードコンタクトレンズの場合】
レンズ代はもっとも高級で約2万円、しかし4年ほどは同じものが使えます。ケア用品年間2万5千円として、10年合算で、30万円程度。
ハードコンタクトの利点は長持ちする点ですが、デメリットは角膜にキズをつけやすいことと、独特の使用感です。

【ソフトコンタクトレンズの場合】
ソフトコンタクトはツケ心地がよいですが、衛生面と、持ちについてはハードに劣ります。
使い捨てでないソフトコンタクトレンズについてはケア用品もあわせて10年合算換算=約34万円です。

【使い捨て(ワンデー)】
使い捨ては一番安全で、紛失した際の不安もすくないためユーザーが増えています。
一月で5000円程度、ケア用品はないですが、毎日交換になりますので、10年合算で、約66万円です。

【眼鏡】
眼鏡も、一本を何年も使うことはできませんが、いまはレンズも良質で安いものがでていますので、
近視の矯正のみであれば、ほぼフレームの値段だけになります。
毎年1本購入したとしても、2万円をあればそれなりのものが購入できるでしょう。10年換算で20万とします。

【レーシック】
レーシック手術にかかる費用は、一度の手術で10万程度から30万程度と幅があるようです。
保険などもききますし、高額医療費控除もありますので、
30代で手術をうけて、特に問題なく20年良好な視力を維持できるとしたら、10年換算で、5万円程度になります。

やはりコンタクト・眼鏡にくらべて価格という面では安い、という結果になりました。
ここの数値に表れないものとして、わずらわしさからの開放などもあります。

しかしレーシックによるドライアイなどの後遺症の可能性もありますから、
どちらがよいかというと、個人の判断による、というところでしょうか。
いずれにしろ、信頼のおけるクリニックで、術前の診断をしっかりおこなって、施行しましょう。